施設案内
外来・手術設備
検査室
スペースセイビングチャートSSC-370 Type
視力検査に使用します。設置距離90cmで、検査距離5mと同等の検査が可能です。
フルオート非接触眼圧計TX-20P
眼球内部の圧力(眼圧)を測定します。
スリット光を用いた中心角膜厚測定機能を持ち、通常であれば眼圧値の誤差が生じてしまう、レーシック後で角膜が薄くなった方や角膜が厚い方でも、補正した眼圧値を算出することが可能です。
スペキュラーマイクロスコープ CEM-530
角膜内皮細胞の形状、数、密度、面積や角膜の厚みを評価することが可能です。
プラチドレフケラトメーター PR-8000
屈折度測定、角膜曲率半径測定、プラチド、角膜トポグラファーが一体化し、一度の操作ですべての測定が可能です。
アイモvifa
静的量的視野検査に用います。
正面視した状態で、視野に現れる光の点が見えるかどうか、また光の明るさを変化させることで網膜における感度を測定します。従来の視野計との大きな違いとして、アイパッチでの遮蔽が不要であり、両眼開放下で測定可能ということ、また、暗室が不要なことが挙げられます。
ウルトラQオフサルミックレーザー
YAGレーザー治療に使用します。後発白内障に対して、正確なフォーカスと、低いエネルギーで、眼内レンズへの損傷を最小化し、少ない照射数で組織を効率的に切開することが可能です。
インテグラプロスキャンレーザー
網膜光凝固に使用します。主に糖尿病網膜症や網膜裂孔に対して、パターン状にごく短時間でレーザーを出力します。短時間で治療が終了するため、従来のレーザー装置より患者様の負担を軽減することが可能です。
OCT-R1
OCT、OCT angiography、眼底写真の撮影が可能です。
OCTとはOptical Coherence Tomographyの略で、光を用いて非接触・非破壊で対象物の断層構造を観察する技術です。主に、網膜疾患、視神経疾患の診断に用います。
OCT-R1は、ワンタッチ・フルオートで左右眼のOCTと眼底撮影をスピーディーに連続撮影を行え、検査時間を短縮します。
Optos California RGモデル
無散瞳、非接触で眼底の約80%の領域をカバーする画角200度の画像が取得できます。
撮影時間はわずか0.4秒未満と撮影時におけるまぶしさの不快感を極力軽減します。
お車で来院されても、散瞳することなく、周辺部網膜まで検査が可能です。
経時的に撮影することで、眼底病変の変化が一目瞭然です。
スリットランプNS-1000
主に、まぶたといった外眼部および角膜、水晶体といった前眼部の検査に使用します。
LED光源を採用しているため、明るく微細な変化まで観察が可能です。
アイケア IC200
手持眼圧計です。極小のプローブを角膜に射出し、その跳ね返りの速度から眼圧を算出します。プローブの角膜への接触は一瞬で痛みもないため、麻酔薬は必要ありません。圧縮空気を使用する非接触眼圧計では、うまく測定できない方、小さなお子様まで検査が可能です。
光学式眼軸長測定器 ARGOS
ARGOSは白内障手術時に挿入する眼内レンズの度数を決定するのに用いる器械です。眼軸長、角膜屈折力、WTW、前房深度、角膜厚などを測定することが可能です。さらに、VERIONというイメージガイドシステムと連携し、術前の患者様の眼表面情報をデジタル情報として取り込み、手術中に、角膜切開位置、乱視軸等をデジタルガイドすることができます。
ARGOSの特徴として、SS-OCT技術により、水晶体混濁が高度に進んでしまった眼においても、約90%という高い成功率で眼軸長測定が可能です。また、従来の光学式眼軸長測定機器は等価屈折方式を採用しており、角膜頂点から網膜までの光学長を等価屈折力で除算して眼軸長を算出していますが、ARGOSは区分屈折率を用いたセグメント方式を採用しています。すなわち、角膜頂点から網膜を4つに区分し、それぞれの屈折率から各組織の長さを算出し合算しており、真の眼軸長により近い値となっています。
手術室
CENTURION Vision System with ACTIVE SENTRY
水晶体の混濁を砕き、吸い取る装置(超音波乳化吸引装置)です。
ハンドピースに直接搭載された灌流圧センサーによって、低い眼内圧でも前房を安定させることが可能です。
また、ハイレベルなサージ軽減能力により、後嚢破損を防ぎ、患者様により安全な手術を提供します。
LuxOR Revalia
手術顕微鏡です。白内障、緑内障、眼瞼手術などに使用します。眼科手術は、ミリよりもさらに小さなミクロレベルの操作を行います。LuxOR Revaliaでは、広い徹照、深い焦点深度を得ることができ、非常に細かな部分まで認識することが可能です。
VERIONイメージガイドシステム
VERIONは白内障手術時に使用するデジタルガイド機器です。
光学式眼軸長測定器ARGOSで眼軸長を測定する際、同時に患者様の眼表面の情報をデジタル情報として取り込み、手術時に以下の情報を投影することが可能です。
- 角膜切開位置
- 前嚢切開の大きさの表示
- 挿入した眼内レンズの中心位置の提示
- 乱視矯正レンズの乱視軸マーカーの表示
VERIONを使用することで、より高い精度の手術が可能となります。
院内紹介
入口
入口は2か所あります。
①駅側入口(こどもの国駅からバスロータリーを挟んだ向かい側にあります)
②エレベーター側入口(2階からエレベーターを降りてすぐ正面にあります)
受付
ご来院されましたら受付をお願いいたします。
待合室
スタッフに呼ばれるまで、待合室にある椅子でお過ごしください。
検査室
検査員から呼ばれましたら、検査室にお入りください。
デジタルサイネージ
疾患に関すること、院内のお知らせなどを配信しております。
診察室
検査が終わりましたら、診察室の前でお待ちください。
手術室
最新の手術機器を揃えております。生体モニター、酸素ガスも設置し、安全第一に手術を行っております。
リカバリールーム
手術後は、リクライニングチェア、ベッドでお過ごしください。