「パンオプティクス プロ」取扱い開始のお知らせ
当院では、アルコン社の最新多焦点眼内レンズであるClareon PanOptix Pro(パンオプティクス プロ)の取扱いを開始いたしました。
最新の3焦点眼内レンズ Clareon PanOptix Pro とは
アルコン社の3焦点眼内レンズであるPanOptix(パンオプティクス)は、2019年から国内販売が開始されました。中間距離を60cmに設定し、デスクワークとの相性が良い点が特徴であり、世界で最も多く選ばれている3焦点眼内レンズの一つです。
今回登場したClareon PanOptix Proは、従来のPanOptixの後継モデルにあたり、光の利用効率や素材の安定性等がさらに改良されています。
光利用率の向上による質の高い見え方の実現
従来モデルのPanOptixは、およそ88%の光を有効に利用する設計でした(残り約12%が散乱光として損失)。これに対し、最新のPanOptix Proでは約94%の光利用率を実現し、光の損失が約6%まで低減されました。
| 従来モデル | 光利用率:約88%(光の損失:約12%) |
|---|---|
| PanOptix Pro | 光利用率:約94%(光の損失:約6%) |
光をより効率的に網膜まで届けることで、明るさや質の高い見え方に寄与します。特に多焦点レンズが苦手とする暗所でのコントラストにおいて、その性能を発揮します。
日常生活の利便性を高める焦点設計
PanOptix Proは、現代人のライフスタイルに合わせた焦点設計がなされています。近方(約40cm)の良好な視力に加え、60cmの中間距離における実用性と安定性が強化されました。
以下のような、現代生活で頻度の高いシーンにおいて非常にバランスの良いレンズです。
- パソコン作業やタブレット操作
- スマートフォン操作
- 調理や家事全般
- 買い物や外出時の日常生活
費用と選定療養について
本レンズを使用した白内障手術は、選定療養の対象となります。選定療養とは、追加費用を支払うことで保険診療と保険外診療を併用できる制度です。手術費用自体は健康保険が適用され、多焦点眼内レンズを選択したことによる差額分のみが自己負担となります。詳細な費用については当院スタッフまでお問い合わせください。
