近視進行抑制治療専用の光学式眼軸長測定装置OA-1を導入しました
当院ではお子様の将来の視力を守るため、近視進行抑制治療に積極的に取り組んでいます。現在、治療の選択肢としてリジュセアミニ点眼薬、DIMS眼鏡、多焦点ソフトコンタクトレンズ(MiSight)などを導入し、一人ひとりの状態に合わせた最適な治療を提案しています。(治療については、こちらをご覧ください。)
近視進行抑制における眼軸長測定の重要性
近視の進行を正確に把握するためには、眼の奥行きの長さである眼軸長(がんじくちょう)の測定が不可欠です。年間の眼軸の伸長スピードを測定することで、現在の治療がどの程度効果を上げているかを客観的に判定することが可能になります。当院では、以下の数値を基準として適切な治療計画の立案を行っています。
| 0.20mm未満 / 年 | 現在の治療を継続します。 |
|---|---|
| 0.20mm〜0.30mm / 年 | 屋外での活動時間を増やす、近業管理を徹底するなど、生活習慣の見直しを促します。 |
| 0.30mm以上 / 年 | 近視の進行が速いため、治療内容の強化を検討します。 |
小児の検査負担を軽減する最新装置 OA-1を導入
これまでお子様の眼軸長を測定する際は、主に成人の白内障手術に使用する機器を使用していました。測定精度は非常に高いものの、一定時間顎台に顔を乗せて静止し、指標を注視し続ける必要がありました。そのため、特に小学校低学年のお子様にとっては、集中力を維持してじっとしていることが難しく、何度も再検査が必要になるなど、大きな負担となっていました。
お子様に優しい設計と短時間測定の実現
この度、当院ではTomey社のOA-1を新たに導入いたしました。この装置は小児の眼軸長測定に特化した設計となっており、以下のような特徴があります。
- 子どもが自ら顔を預けたくなる「やさしい顔受け形状」を採用
- あご台をなくしたことで、検査中に会話ができ安心感を持って検査が可能
- 測定中、動物、恐竜などの画像を表示し、飽きさせない工夫
- 威圧感を与えない丸みのあるフォルム
- 短時間かつ低負担でのスムーズな測定が可能
この新しい装置の導入により、小さなお子様でもストレスなく、より正確なデータを取得できるようになりました。検査の様子については、以下のYoutube動画でも詳しく紹介されていますので、ぜひご覧ください。
